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「パニック発作」は、突然の激しい恐怖や不快感に襲われる状態ですが、パニック障害を抱える方の中には、発作への不安から特定の場所や状況を避けるようになる「広場恐怖(ひろばきょうふ)」を併発する方が多くいらっしゃいます。
広場恐怖は、人ごみの中、公共交通機関、広い場所、あるいは助けが得られないような状況でパニック発作が起こることを恐れ、それらの場所や状況を避けるようになる状態です。「また発作が起きたらどうしよう」「誰にも助けてもらえないかもしれない」といった不安が、行動を大きく制限してしまうのです。
この記事では、広場恐怖がなぜ起こるのか、その心理的・生理的なメカニズムを解説し、症状の緩和に役立つ可能性のある整体のアプローチについてもご紹介します。
広場恐怖の根底には、パニック発作が「いつ、どこで起こるかわからない」という予期不安があります。一度パニック発作を経験すると、脳は「あのつらい経験をもう二度としたくない」と強く記憶します。この記憶が、次に発作が起こりそうな場所や状況を過度に警戒させるようになるのです。
広場恐怖は、パニック発作が起きる可能性のある状況を回避することで、一時的に安心感を得ようとする「安全行動」の一種とも言えます。しかし、回避行動を繰り返すほど、脳は「やはりあの場所は危険だ」と誤って学習し、不安がさらに強くなるという悪循環に陥ってしまいます。
広場恐怖は、単なる「気の持ちよう」ではありません。脳と体が複雑に連携し、特定の状況に対して過剰に反応してしまう状態です。
パニック障害の根底には、扁桃体の過敏な働きがあります。広場恐怖の場合、この扁桃体が「パニック発作が起こりやすい場所」を危険な場所として認識し、過剰な警報を発するようになります。前頭前野の抑制が効きにくい状態も相まって、この誤学習が強化されていきます。
広場恐怖の状況に直面すると、予期不安から交感神経が優位になり、以下のような身体症状が出やすくなります。
これらの身体症状が、「やはりこの場所は危険だ」「発作が起こる前兆だ」という誤った解釈につながり、さらに強い不安を引き起こす悪循環に陥ることが、広場恐怖をよりつらいものにします。
広場恐怖は、適切な治療によって克服することが可能です。主に以下のようなアプローチが取られます。
予期不安やパニック発作の症状を和らげるために、抗うつ薬(SSRIなど)や抗不安薬が処方されることがあります。脳内の神経伝達物質のバランスを整え、扁桃体の過活動を抑制する効果が期待できます。
広場恐怖の治療において、最も効果的とされるのが認知行動療法です。
整体は、パニック障害や広場恐怖の直接的な治療法ではありませんが、身体の緊張を和らげ、自律神経のバランスを整えることで、間接的に症状の緩和に寄与する可能性があります。
ただし、整体はあくまで医療行為を補完する補助的なアプローチです。広場恐怖の根本的な克服には、専門の医療機関での診断と治療が不可欠です。整体を利用する際は、必ず医師と相談し、自身の状態に合わせて活用するようにしましょう。
広場恐怖は、日常生活に大きな影響を及ぼし、行動範囲を狭めてしまうつらい症状です。しかし、適切な治療を受けることで、必ず改善に向かうことができます。
もし、ご自身や大切な人が広場恐怖で悩んでいるのであれば、一人で抱え込まず、精神科や心療内科などの専門医療機関にご相談ください。専門家はあなたの状況を理解し、あなたに合った治療計画を一緒に考えてくれます。
整体も選択肢の一つとして考えられますが、まずは医療機関での診断と治療を優先することが大切です。心身のバランスを取り戻し、広場のない自由な生活を取り戻しましょう。
当院では、腹部や背骨、骨盤周囲、首や頭蓋の施術を行うことで
脳脊髄液の循環を改善し、自律神経の乱れを整える施術を行い
精神的ストレスに対する対処法もできるようになるので
再発しない環境を作ることができます。
毎週金曜日21時からzoomでのぐっすり熟睡ストレッチで
寝る前に自律神経を整える環境も作るサポートを行っております。
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